造形の現場から生まれた無料ツールです。決算書の数字を入れるだけで、自社のCO₂排出量のおおよその値がわかります。業種・規模を問わず、どなたでもお使いいただけます。
FESは、FRP成型や発泡スチロールのCNC切削を本業とする造形の会社です。扱う材料の多くが石油由来である私たちにとって、環境の問題は「よそごと」ではなく、日々の現場の課題そのものです。
だからFESは、以前から自社でできることに取り組んできました。セルロースナノファイバー(CNF)を使った複合材料の研究、国の研究開発事業(Go-Tech)に採択された環境配慮型材料の開発、2025年の国際展示会「Formnext」(ドイツ)への出展——「環境×造形」を自社の研究テーマとして挑戦し続けています。
このツールも、その取り組みの一つです。脱炭素の第一歩は、自社の排出量を「知る」こと。しかし、中小のものづくりの会社が気軽に使える算定ツールがなかなか見当たりませんでした。そこでAIを活用して自社で開発し、まず社内で使い始めたのがこのツールです。同じ悩みを持つものづくりの仲間の役に立てばと、無料で公開することにしました。
脱炭素への第一歩は、自社のCO₂排出量を正確に「計算する」ことから始まります。決算書さえあれば、業種・規模を問わずどなたでも簡単にお使いいただける計算ツールです。
※ 材料費からCO₂を換算する際の材料構成比(初期値)は、FRP成形を中心とする当社の支出実績を根拠に設定しています。業種や材料構成が異なる場合は、ツール内の「詳細設定」で比率を変更してお使いください。
※ 案件ごとの排出量を算出できる上位ツールもございます。ご興味のある方はお問い合わせください。
特別な機器も専門知識も不要です。その年の決算書をアップロードするだけで、電気・燃料・材料ごとのCO₂排出量を自動で計算します。
算出されたデータは、大手取引先などへ自社の環境への取り組み状況を報告する際の「基礎データ」として大いに活用できます。
(※ 算出ロジックは、環境省が公表する排出係数一覧(2025年度版)に基づいています。本ツールは概算を目的としたものです。温室効果ガス排出量の正式な算定・報告には、専門家へのご相談をおすすめします)
「環境への取り組みを数字で示せる」ことは、これからの時代の強力な営業武器です。業種・規模を問わず、自社の脱炭素推進を対外的にアピールできます。
決算書の数字を入力するだけで、自社のCO₂排出量を自動計算。年間推移グラフと前年比較で削減効果を一目で把握できます。
入力されたデータは外部サーバーへ送信されず、お使いのブラウザ内にのみ保存されます。
| 材料名 | 比率 % | 排出原単位 kg-CO₂/百万円 |
|---|---|---|
| 加重平均(合計) | 100% | 1,200 kg-CO₂/百万円 |
FESは、関西の美術造形の専門企業36社が加盟する業界団体「関西美術造形協会(KANBIZO)」の会員です。廃材の処理やリサイクルのように、一社だけでは解決できない業界共通の課題については、協会の仲間とともに勉強会や共同の仕組みづくりの検討を進めています。
本ツールも、協会を通じて業界のみなさまに公開しているものです。業界としての環境への取り組みは、協会のサイトをご覧ください。
※ 本ツールの計算結果は、決算書の数値と標準的な排出係数に基づく概算値です。材料費からの換算に用いる材料構成比の初期値は、FRP成形を主とする当社の支出比率に基づく目安です。正式な算定・報告には、環境省のガイドライン等に基づく算定をご利用ください。入力されたデータはお使いのブラウザ内にのみ保存され、外部に送信されることはありません。
※ ツールに関するお問い合わせは、FES株式会社のお問い合わせページからお願いいたします。